子どもの写真、動画をいかに保存するか

この記事は子育てエンジニア advent calendar 2012 : ATNDの 12/5 のエントリです。

はじめに

掲題の通り、子どもの写真、動画をいかに保存するかについて書きます。

子どもが産まれると、やたらめったら撮影する親がいますね。私もそのひとりです。
あ、親ばかエントリなので、写真を貼っておきますね。

ディズニーランド

ディズニーランドでろくろ(息子)

運動会

運動会(娘)

データ量について

うちにある撮影機材は下記の通りです。

  • コンデジ(PowerShot G9)
  • ハンディカム(CX-12)
  • ミラーレス一眼(NEX-7)

コンデジの写真は1枚につき14〜15MBくらいのサイズです。あまり連写がききませんので、データ量はたいしたことありません。ハンディカムは8GBのメモリースティックに100分くらい撮影できます。動画を撮影したいシチュエーションは運動会やお遊戯会などのイベントに限られ、1回の撮影はせいぜい20〜30分程度なので、これもデータ量はたいしたことがありません。
一方、ミラーレス一眼はアブナイです。写真1枚につき23〜24MBくらいのサイズで、1回に11連写くらい出来ます。ディズニーランドや運動会などの1日がかりのイベントで撮影していると、2,000〜3,000枚くらい撮ってしまい、64GBのSDカードが1日で埋まってしまいます。これがフルサイズの一眼レフだったりしたら、もっと大変なんでしょうね。

現在、写真ライブラリのサイズは400GBくらいです。2TBの外付けHDDに保存しているので、容量については、まだまだ余裕があります。しかし、本当に問題なのは容量ではありません。

データ保全について

子どもの写真ライブラリはかけがえのないものですので、絶対に失わないように保全したいものです。

HDD

外付けHDDだけに保存するのでは、機器としての冗長性もなければバックアップも無い状態なので不安です。RAID1 で冗長化するとか、ファイルサーバーと同期するなどの対策を行いたいところですが、結構お金がかかってしまうので、なかなか実現できません。

Flickr

ファイルサーバーを導入する代わりに、私は Flickr の Pro Account を契約しました。2年間で$48でした。これで写真をフルサイズのまま無制限にアップロードすることが出来ますので、万が一、手元のHDDがクラッシュしたとしても、全件ダウンロードすれば復帰できることになります。このように家の外に保存することで、地理的な冗長性を実現することができます。ただし、クラウドといえども事故が無いわけではないですし、いつ、どんな理由でアクセス出来なくなるか分かりませんから、全幅の信頼を寄せることは出来ません。一応のバックアップとしての位置づけです。

BD-R

先日、BD-R へ書き込みが出来る外付けドライブを購入しました。イマドキの Blu-ray は2層で50GBもの容量を持っており、バックアップメディアとして、ある程度は使い物になるように思います。そろそろ普及してきた感がありますので、これからどんどんメディアが安くなってくれる事を期待しています。
ただ、不安が無いわけではありません。今まで CD-R や DVD-R を使ったバックアップというのは多少やっていましたので、先日、試しに12年程前の CD-R を開いてみたところ、すでに読み込めなくなっていました。BD-R はもう少し堅牢なのではないかなと期待しているものの、光学メディアに対する不安は払拭できません。バックアップに作成したディスクについて、1〜2年に一回は点検を行うとか、全量焼き直すとかしたほうが良いのかもしれません。

全部残す事に意味はあるのか

ここまで書いておいてなんですが、こういったデータ保全への意欲は、程々になるように抑制したいと考えています。何千、何万、将来的には何十万、何百万もの写真を、動画を、いつ、誰が見るのでしょうか。そういう巨大なデータについては、適当にお蔵入りしてしまえばいいのです。
その代わり、気に入った写真や動画についてはいつでも見られるように整理しておくことが大事だと思います。

Facebook

2,000〜3,000枚も撮影すると、10枚くらいは良く撮れている写真が混ざっているものです。そういう出来の良い写真は Facebook のアルバムにまとめて友達限定で公開しています。生き馬の目を抜く Facebook においては、そういう武器を持たねば生き抜くことが出来ないのです(暗黒微笑)。と、冗談は別として、Facebook のアルバム機能は結構よく出来ていて、見やすいと思います。

Facebookアルバム

Facebookアルバム

やっぱりプリント

かみさんはパソコンで写真ライブラリを見るたびに「出来の良い奴だけプリントしてアルバムを作りたい」と言っています。やっぱり最後はそこに落ち着くのでしょうか。古い写真なども、アルバムは残っているけれどもネガは紛失しているというケースが多い気がします。これから年に1冊くらいは作っていこうと思います。

さいごに

もっと良いデータ管理の方法などがあれば、お教え頂けるとうれしいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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