Wake on LAN の思い出

これは、自宅サーバの思い出 Advent Calendar 2016 19 日目の記事

例によって、使い古した自作デスクトップパソコンに Linux をインストールして、自宅サーバーとして運用していた時期がある

当時、パソコンは自宅では自作 PC、外では ThinkPad という感じで生活していた

ThinkPad には PHS を付けて出先でもインターネットに繋がるようにしていたが、出先でも自宅の ADSL 回線と PC を使った作業をしたくなることがあった

そんな時、役に立ったのは、Wake on LAN という仕組みだった。Wake on LAN は自宅サーバーに SSH で接続して、Wake on LAN スクリプトを実行すると、自宅の LAN 中にマジックパケットがブロードキャストされ、あらかじめ設定を仕込んでおいたデスクトップ PC が起動するというような仕組みだ

Wake on LAN を知った時はとても感動して、意味もなく出先から何度も起動と終了を繰り返したりしていたものだ

そして、今思い返すと、出先からデスクトップ PC にリモートデスクトップで接続して、一体どんな作業をしていたのか、全く思い出せない。実は必要なかったのではないか

という思い出を自宅サーバの思い出 Advent Calendar 2016という企画を見て思い出したが、今の自宅で試してみようとしたところ、「所有パソコンが全て WiFi 接続なので誰も Wake できない」という現実と向き合い、思い出は思い出なんだなという感傷に浸った昨日の誕生日であった

カテゴリー: パソコン パーマリンク

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